第3巻 忍耐力

皆さんは、『特定調停法』という法律があることをご存知ですか?


山本幸三代議士は、数多くの議員立法を成立させていますが、特定調停法はその中の1つです。



中身は一言でいうと、企業も個人もたとえ失敗したとしても、再チャレンジできる仕組みを作るための法整備といったところでしょうか。

特定調停法を成立させるために、少なくとも5〜6年の歳月を費やし、その過程には大変な苦労がありましたが、山本幸三代議士の意志の強さと忍耐力により、やっと結実し、現在は特に個人再生の世界ではメジャーな制度として広く利用されるまでに至っています。



さて、上記のように忍耐力のある山本幸三代議士ですが、忍耐力が発揮されない分野もあります。彼の我慢出来ないその分野とは、”空腹”です。



選挙中、こんなことがありました。


分刻みで移動しなければならないスケジュールの中で、食事をとる時間もままならない山本幸三代議士は、ある朝、朝食をとる時間がなかったため、移動の車中に置いてあった1つの”にぎり飯”を手にし、食べようとしていました。

同乗していた秘書は、その行為に気づき言いました。

「そのおにぎり、なんか少しニオイがしますけど、食べたらまずいんじゃないですか?もしかしたら、2日前の差し入れのおにぎりじゃ・・・」
そこへすかさず山本幸三代議士は、

「お腹が空いちゃって動けないよっ!\(*`∧´)/」
と、秘書の制止を振り切り、


パクッ(●⌒∇⌒●)


ちなみに、この選挙は残暑の厳しい季節に行われ、その後の事態の展開は皆さんのご想像の通りです。┐( ̄ヘ ̄)┌