第35巻 フットサル

東京事務所のスタッフも昨日も一人、今日も一人と決戦の地・福岡県第11選挙区に飛び立ち、議員会館も普段の活気が消え、人の往来もまばらになりました。いったい、この中の何人がこの地に戻って来られるのだろうと思うと、卒業式の時に抱く、心にぽっかり穴が空いたような寂しさを感じます。新たな出発に向かう為の卒業と今の心境の相違点は、これまでの実績を訴え、国政という舞台にまた舞い戻ってくるという到着点に向かって猛進するということです。

この閑散とした山本幸三事務所を見渡し、これまであった様々な出来事を思い出します。印象強い思い出の一つは大学生との出会いです。国会議員数多しと言えど、大学生のインターンを受け入れている議員事務所はまだまだ少なく、しかも10人以上となると、恐らく山本幸三事務所だけではないかと思います。彼らのお陰で、平均年齢が高い永田町の世界にあって、山本幸三事務所の平均年齢は圧倒的に若返りました。v(*'-^*)b♪そして、いわゆる事務所内の親睦会も『居酒屋での飲み会』だけでなく、ボーリング大会やバーベキュー、鍋の会、カラオケ、お花見・・・イベント盛り沢山でした。
その中でも、一番楽しかったのは、フットサルです。フットサルはサッカーのミニチュア版のようなもので、コートもサッカーの3分の1、人数も5人で行います。他チームとの交流試合や紅白戦など様々な形態で試合をしましたが、皆の記憶に残った試合は、山本幸三代議士が何度か参加した紅白戦だったようです。


大学生や事務所スタッフでの試合の中に一人60歳の山本幸三代議士が出場するということから、いつものスーパーアスリート達のパスワークも少々きごちない様子。そして、機を見逃さない山本幸三代議士の前にはゴールまでのゴールドラインが・・・!

『ゴーーール!!』

かつてベスト・キーパーの名を馳せたteruuu君も呆然と立ち尽くし、まさかの失点。皆、心の中で思ったことは同じ。
“えっ!?山本先生って普通に上手いじゃん。”w( ̄o ̄;)w
そして、態勢が整わないうちに、ゲームに参加していた山本代議士の長男が、目の前を走る味方をスルーし山本幸三代議士にパス!またもや、あのゴールドラインが!山本幸三代議士の右足がボールをキーック!しかし、そこはベスト・キーパーteruuu、普通に受け止めました。その後、山本幸三代議士は何点も得点を重ね、尋常ではない体力を披露し、勝利に貢献しました。


所々にイベントを散りばめ、結束力を誇った山本幸三事務所ですが、決戦を前に身の引き締まる思いです。山本幸三という政治家は私達の誇りです。一人の力は小さくとも、皆の力が一つになれば、思いは天に通じると信じています。
いざ、出陣!